【FGO】きよひーと征く5周年記念メモリアルクエスト -part4-
前回のお話→【FGO】きよひーと征く5周年記念メモリアルクエスト -part3- - 虚ろな唇を重ねて
メモリアルクエスト後半戦。最大の山場は越えましたが、まだここに強敵と呼べるサーヴァントが残っています。ということで今回戦う相手はメガロスさえ超える最強のバーサーカー・アルジュナ〔オルタ〕! と、なんかいるリンボです!
リンボ(アルターエゴ)
HP:216,563
特殊行動
・特殊スキル「煩悩濁」戦闘開始時、敵全体のNPを50%減少
1wave目にまず未実装ゴーストことリンボが立ち塞がります。アルターエゴというクラスは防御不利になる相手がほとんどいないため、敵に回った際にはかなり厄介な存在となります。スキル「劫濁」で防御デバフを付与しつつ全体範囲の通常攻撃で着実にこちらの体力を削ってくるため、本来であれば「カレイドスコープ」などを装備したバーサーカー辺りの宝具でさっさと処理したいエネミーではあるんですが……開幕時に使用してくる「煩悩濁」がそれを許しません。
そしてこの面倒きわまりない中ボス戦はあくまでも前哨戦でしかないというのも問題です。本命であるアルジュナとの戦いを考えると被害を最小限にして切り抜けなければならない局面であるにも拘らず、セットプレイを問答無用で否定し泥沼の殴り合いを強要してくるリンボは非常にいやらしいエネミーと言えるでしょう。防御等倍範囲の広さ、そして「煩悩濁」の存在から宝具による一撃必殺はどうしても難しいため、定石としてはアルジュナに通らないデバフ系のスキルや行動不能系のスキルをここで切り、可能な限りリンボに身動きを取らせないようにしつつクリティカルを絡めたラッシュで突破したいところです。
HP:276,740/318,251
特殊行動
・特殊スキル「超統合神性(零落)」戦闘開始時、自身に「全ての攻撃に対する耐性」及び「弱体無効状態」を付与(永続、強化解除不可)
・特殊スキル「寂滅の法」戦闘開始時、自身の攻撃力をアップ(永続、強化解除不可)
・特殊スキル「生滅の極」戦闘開始時、自身のチャージゲージを最大まで増やす
・特殊スキル「超越神威」ブレイク時、敵全体の強化状態を解除し、敵全体に防御力ダウンを付与する
続く2wave戦、神たるアルジュナ前哨戦です。開幕時スキル「生滅の極」により開幕時にチャージゲージが最大まで増加するため、1ターン目から超火力の宝具に備えなくてはなりません。「寂滅の法」まで乗った宝具「帰滅を裁定せし廻剣」は生半可な防御バフでは受けきることも許されず、先述した通り「超統合神性(零落)」によって必殺のマスタースキル「ガンド」や対男性サーヴァント戦における最終兵器であるエウリュアレを用いた魅了戦法もその一切がレジストされるため、これを無傷で凌ぐためには回避や無敵といった防御系スキルが必須となります。
例外として「吸血」のようなチャージ減少系スキルは通りますが、数ターンに渡ってチャージゲージを減らし続けることだできなければ結局は宝具を撃たれる以上はあくまでも時間稼ぎにすぎず、また宝具の使用を遅らせたとしてもアルジュナはそもそもの攻撃力が凄まじく高く、アルジュナが元々持っているスキル「対邪悪」「千里眼(超越)」まで使用されると通常攻撃一発が単体宝具並みのダメージを叩き出すこともあって、受けに寄った戦術はあまり有効ではありません。
ではバーサーカーの脆さを突いた短期決戦を挑むべきなのかというと、これもまた最善とは言えません。理由としてはまずセットプレイ対策として配置されたリンボの存在が1つ、そしてそれ以上に大きいのが神たるアルジュナの持つ極悪ブレイク時スキル「超越神威」。
「超統合神性(零落)」で若干の攻撃耐性を得ているとは言え、バーサーカーはバーサーカー。実質HPは見た目より高くなく、リンボ戦でうまくNPを稼ぐことができれば温存していたNP獲得系スキルをブッパして1ターン目にアルジュナのゲージを割ること自体はそれほど難しくありません。その引き換えに前衛3人が全滅することを考慮しなければ、の話ですが。
ブレイク時に発動するスキル「超越神威」で無敵や回避すら剥がされる以上、たとえフォーリナーであっても「帰滅を裁定せし廻剣」をまともに喰らえば退場は避け得ません。つまりアルジュナがチャージゲージマックスになっている1ターン目にゲージを削り切るのは基本的に悪手と言えるでしょう。そのため基本的な戦術としてはまずアルジュナの宝具を無敵などで一度捌き、2ターン目以降からターゲット集中系スキルを持つサーヴァントでダメージコントロールを謀りつつ攻勢に出るということになります。アプローチは大きく異なりますが、アルジュナもリンボと同じくセットプレイを拒絶し殴り合いを強要してくるという意味では似通ったエネミーといえるでしょう。
あるいはあえて最速でアルジュナのゲージを割り、前衛3人と引き換えに厄介なスキルを消費させた上で控えに残った3人でアルジュナを倒すという戦法も考えられますが、まずNP系礼装を使わずに面倒なアルターエゴクラスのボスエネミーを迅速に撃破、その後一撃で実質HP14万超を削り切りつつ、さらにその後一撃で実質15万超のHPを削り切る算段がない場合たった3人で即死クラスの通常攻撃を凌ぐことになるため、あまりお勧めすることはできません。
では説明はこれくらいにして、そんな厄介なコンビに対してきよひーはどのような戦術を取るべきなのか。
単体ボス2連戦、対バーサーカー戦、セットプレイ非推奨、クリティカル推奨……筆者の辿り着いたインド3ターンキル編成がこちら!
掟破りの霊基再臨。
う、ウソついてないし……別にバーサーカーの方だけで戦うとか言ってないし……!
というわけで今回は水着の方の清姫に登板していただきました。バスター偏重型アタッカーとしての性質はそのままに、より攻撃的な仕上がりのランサーに変化した水着きよひー(以下水清姫)の魅力を存分に伝えていきたいと思います。
そして今回のキーマンとなるのはこの人、2019年クリスマスイベで配布された星4アーチャー・ナイチンゲール! サポート型アーチャーとして捨てる所のない3種類の支援スキルを持つ彼女ですが、今回重要な仕事を果たすのが第2スキル「鋼の看護(聖夜)」です。その効果は任意の対象に3ターン継続するガッツ状態、そして最大100%の強化解除耐性を付与するという非常に稀なもの。今回はこのスキルを駆使して強敵アルジュナを倒していこうと思います。伝承結晶も惜しみなく投入!
こっちは惜しんでスキルレベル9で甘えた結果
また水清姫に装備した礼装は色々調整した結果として自慢のレベルマ配布礼装「勇者エリちゃんの冒険」に。いいよねビキニアーマー。
それではいざ、尋常に勝負勝負!
1ターン目、もはやお馴染みの初手ハンリセマラタイム。「ゴールデン捕鯉魚図」2枚体制のおよりクリティカルスターは十分量確保できているため、あとは水清姫のカードを引くまでトライを繰り返すだけ……なんですが、「英雄作成」の超絶バフがあってもなかなかリンボの体力が削りきれず、削りきれたとしても今度は2ターン目に宝具を撃つためのNPが確保できません。理想は火力とNP回収を両立できる水清姫のABBブレイブチェインなんですが、なかなか引けずに困っているところでなかなか悪くない配牌が。NPCのぺぺによる支援スキル「ホログラムローズ」が水清姫に乗ったことも加味した上でリンボ撃破にチャレンジ!……の前に、ナイチンゲールのS123を全て使用。「オーダーチェンジ」で控えのキャストリアと交代、キャストリアも「選定の剣」を除くスキル2種を使用します。
ギリギリでリンボのHPを削り切り、アーツカードに刻印した「花の魔術師」込みでなんとか目標値のNP回収にも成功! 正直ここを突破すれば後はプラン通りに進めるだけでいいので一安心です。
2ターン目、ここで温存していた「選定の剣」を使用、水清姫にアルジュナ宝具を凌ぐための無敵を付与。これで強化解除耐性100%を付与した水清姫は確定でアルジュナのブレイク時スキル「超越神威」の影響を受けずに宝具を凌ぎ切ることができます。となれば後は吶喊あるのみ!
それでは行ってみましょう、レベルマスキルマ金フォウマ宝具マ「道成寺鐘百八式火竜薙」を喰らえーッ(12万円)
後もう二度と限定鯖をごった煮ピックアップするなーッ
余裕を持ってブレイクに成功。やはりバスター……! バスターは全てを解決する……!!
そして作戦通りアルジュナのブレイク時スキル「超越神威」が発動、全体強化解除+超威力の全体宝具が襲いかかってきますが……倒れたのは水清姫以外の2人だけです。必要な犠牲ry
そして続くアルジュナのカッコいい多段モーション攻撃でしっかりとNPも回収していきます。ここ、清姫が耐えることだけを考えるなら「鋼の看護(聖夜)」のガッツ効果だけでもいいんですが、その場合水清姫が1度倒れたことでアルジュナが続けて攻撃して来なくなり、結果として次弾宝具のNPを装填することができなくなるためやはり「選定の剣」による無敵を貼る必要があります。
3ターン目、キャストリアとマーリンが倒れたことで控えにいたナイチンゲールと孔明がエントリー。後は野となれ山となれ、喰らえ必殺の2連打「道成寺鐘百八式火竜薙」!
2部4章実装時には実現しえなかった戦法を駆使して見事にクリア! アルジュナ。お前は強かった……だが間違った強さだった……あとフォーリナーを一撫でで溶かすのは流石にどうかと思う……
いやまあ強化解除耐性持ち自体は結構前からいるんですが。メディアリリィとか。
今回のプレイ記事はこれで終わりです。メモリアルクエストも残すところはあと1戦。ワンコで始まりワンコで終わる、果たして清姫は最後の関門を突破することができるのか!? 待て次回!!!