【FGO】チキチキ星1・星2サーヴァント育成優先度ざっくりランキング
今回の記事(というかメモなんだが)の内容はズバリ「フレンドポイント召喚サーヴァントの評価と育成優先度」についてである。
一応形式上はこれからfgoを始める人たちのためのブログであるのだから、この内容については本来であれば1年前に着手しておくべき内容だろう。結局まごまごしているうちに時期を逃して書くことのなかった今記事、なぜ今更筆を取る気になったのかというと……
現実があまりにもつらいのでiphone8買って無課金(福袋はたぶん買う)人理修復2週目始めます #ゆうきりんの人理修復2週目
— ゆうきり鯖太郎ん (@yu_kirinx3) 2020年9月8日
こういうことだ。
本当に課金するつもりは全く無い(ホントだよ?)ため、リソース管理と今後の育成方針を自分の中で整理するためにも、今後長くお世話になるであろう星1・星2サーヴァントのスペックに改めて目を通してみようという試みである。そのためあんまり記事の内容も結構粗く、ブラッシュアップされていないのは勘弁してほしい。備忘録というかメモ帳みたいなものだ。
実質星0のマシュや幻の星2アヴェンジャー・アンリマユ、フレポ産星4セイバー・アルトリア〔リリィ〕やレアプリで交換できる星1バーサーカー・バニヤンについてはいずれ追記。その他のサーヴァントもサブ垢の進行度によって違った感触がった場合修正や追記をしていくつもり。
~評価基準~
・育成のしやすさ
1部6章以降に追加されるようになった追加再臨素材、特にその中でもデイリークエストの修練場で手に入らない再臨素材を使わないサーヴァントは基本的に評価が高い。この辺は案外イベント報酬やログボ交換券などでも手に入るのだが、どちらも告知が遅いため先の見通しが立たない上に育成がほとんど出来ていない状態だと戦力が足りずそのイベント自体にそもそも参加できない、という「服を買いに外に出るための服が無い」オタクのジレンマみたいな状況に陥る。
あと初期再臨素材でも銀素材をスキル上げにガッツリ使わないと実戦投入レベルに届かないサーヴァントだったり、割と貴重な羽根爪心臓などを使うサーヴァントもちょっと評価が落ちる傾向にある。
・汎用性・周回適正
特定の状況で刺さるようなタイプのサーヴァントは序盤の育成優先度としてはどうしても低めになってしまう。逆に似通ったコンセプトを持つ星3サーヴァントと比べて若干見劣りするようなサーヴァントでも状況を選ばない強みがあるのであれば評価は当然高くなる。また汎用性という意味ではもう1つ、このゲームは基本プレイ時間のほとんどは周回に費やすことになる以上、その基盤を支える周回適正の高いサーヴァントも評価が甘めになる。
かなり個人的な見解も含まれているとは思うが概ね順当なランキングができたと思う。これからfgoを始めるというマスターの参考の1つになれば幸いだ。
なお各サーヴァントの項目にある画像は上から順番に最終再臨までに必要な再臨素材、スキルレベル1からスキルレベル6まで上げるために必要な素材、スキルレベル6からスキルレベル9まで上げるために必要な素材のリストだ。お借りしたサイトはFGO Material Simulator。毎度お世話になっています。
セイバー編
☆1 イアソン
育成優先度 ☆☆☆
4周年追加組の星1セイバー。
腐る場面の無いカリスマ、横に振れる回復・弱体解除・回避・スター集中を併せ持つ優秀サポーター。
サポートに徹するのであれば追加素材をほとんど使わない第3再臨、スキルレベル6時点で機能するのも強み。きっちり鍛え上げれば一応剣アタッカーとして振る舞うことも可。
第3スキル「友と征く遥かなる海路」によって自身を除くアルゴー船ゆかりの者に対してNPを配ることができるため、チュートリアル召喚対象のアタランテ・ヘラクレスが配布対象なのは覚えておこう。
※「友と征く遥かなる海路」スキルレベル1時点でNP10%チャージ、スキルレベル6時点でNP15%チャージ、スキルレベル10時点でNP20%チャージ
アーチャー編
☆1 アーラシュ
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星1アーチャー。
超火力の全体宝具に加え、退場効果をメリットと考えることで疑似的なオーダーチェンジを再現できる数少ないサーヴァント。
星1ながら周回適正という観点ではトップクラスの評価を受けるがアーラシュ自身はレアリティ相当のステータスしか持たず、カード性能も平凡で正面からの殴り合いには向かないため初期NP礼装はほぼ必須。
fgoをやっていく以上は一生付き合っていくサーヴァントになるため、ある程度育成リソースに余裕ができてきたら早めに育てたい。
周回要員として育てるのであればスキルレベルも強化クエスト後に獲得できる第3スキル「弓矢作成」だけ上げ切ってしまえばいいコスパの良さも売りの1つ。
※「弓矢作成」スキルレベル1時点でNP20%チャージ、レベル6時点でNP25%チャージ、レベル10時点で30%チャージ
☆2 パリス
育成優先度 ☆☆
4周年追加組の星2アーチャー。
第1スキル「太陽神の眼(偽)」でガッツや回避、無敵を剥がしつつ確実に特攻宝具を叩き込めるのは強力。
特攻を発揮するためにはエネミーにバフを貼ってもらう必要があるが、確定入手できるシナリオ加入サーヴァントである清姫の第2スキル「ストーキング」で強制的に攻撃力バフを付与することで強引に特攻対象にするという戦法も。
問題は霊基再臨で、及びスキル育成において比較的早い段階から修練場では手に入らない「万死の毒針」そして狂修練でも入手しづらい素材である「混沌の爪」をそこそこ要求してくる。
再臨はともかく、スキル育成では毒針エリアを抜けた後にも修練場で他に入らない「原初の産毛」「禍罪の矢尻」を要求してくるためイベント配布分などをあてにしないのであればスキルレベルはしばらく4止めになるだろう。ステータスに若干の不安はあるが対剣戦における特攻アタッカーとしてはそれでも十分に機能するのが救いか。
また未育成でも貴重な強化解除要員になるため、育てないにしてもレベル1のパリスは1人確保しておこう。
ランサー編
☆2 レオニダス
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星2ランサー。
若干クセはあるが、取り回しを理解するとタンク役であるにも関わらず対弓における決戦兵器にもなりうる強力なランサー。強化クエストによって全体バスター強化スキル「戦士の雄叫び」も獲得し、介護対象のバーサーカーの火力も底上げすることができるため優先して育てていきたいサーヴァントの1人。
序盤に育てる盾役としては「混沌の爪」を再臨で要求してくるのが地味に辛いためゲオルギウスが先に育てられがちだが、クリティカル戦術を使いたいのであれば宝具で星を生み、スター集中率もそこまで高くないレオニダスの方が盾役としておすすめ。
☆2 弁慶
育成優先度 ☆
初期実装組の星2ランサー。
「怨霊調伏」「白紙の勧進帳」によるスキル封印・宝具封印は決まれば強力だが極端なスキルレベル依存型、かつS1S3ともに確率デバフのため信頼できるレベルまで育てると莫大なコストがかかるため序盤の育成対象としてはあまりお勧めできない。あるいは1回だけ再臨させ、ターゲット集中スキルを獲得させて3人目の盾役とするのはコストもそれほどかからないため悪くないかもしれない。
※「怨霊調伏」スキルレベル1時点でスキル封印成功率50%、スキルレベル6時点で75%、スキルレベル10時点で100%
※「白紙の勧進帳」スキルレベル1時点で宝具封印成功確率60%、スキルレベル6時点で70%、スキルレベル10時点で80%
☆2 ガレス
育成優先度 ☆☆
4周年追加組の星2ランサー。
被ダメ時に攻撃力が上がっていくユニークスキルを持ち、ハマればかなりの火力を叩き出すことが可能。
しかしガレス本人は1tターゲット集中効果しか持たず、単体では被ダメ時効果を活用するのが難しい。陳宮などを上手く利用してしっかりとプランを立てつつ運用しないと進化を発揮するのが難しいだろう。とはいえフレポで手に入る唯一の攻撃宝具持ちランサーのため、無課金~微課金の場合ガチャの引きによってはガレスにお世話になるマスターも結構いるのかもしれない。
スキルレベルは6時点で一応形になり、「戦馬の幼角」も槍修練をこなしているうちにある程度は集まると予想されるため意外と育てやすいが、第3再臨・最終再臨で「大騎士勲章」をいくつか要求してくるのがネックか。
ライダー編
☆1 バーソロミュー
育成優先度 ☆☆☆
4周年追加組の星1ライダー。
周回要員、バフ要員、クリティカル補助要員と多くの仕事をこなせる縁の下の力持ちポジション。
第2再臨で「愚者の鎖」を複数要求してくるのは難点だが、それを越えてしまえば最終再臨+スキルレベル6と形になるまで育てるのに希少な素材を消費しないのが嬉しいところ。「黒獣脂」はあまりがちな素材なのでそこまで気になることもないだろう。
アンデルセン、呪腕と同じくアタッカーのクリティカルを補助することができるので余裕が出てきたら育てておきたい枠。
※「疾風の略奪」スキルレベル1時点でクリティカルスター10個、スキルレベル6時点でクリティカルスター15個、スキルレベル10時点でクリティカルスター20個
☆2 ゲオルギウス
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星2ライダー。
3tターゲット集中の「守護騎士」、それを支える「殉教者の魂」「戦闘続行」と3種全てのスキルが優秀なタンク型サーヴァント。
サポートサーヴァントにアタッカー役を任せ、ゲオルギウスとマシュでそれを介護する戦法はもはや鉄板。レオニダスと違いスキル1つで3tの間タゲ取りすることができるためNP溜めなどの前準備をする必要性がなく、回復スキルやガッツスキルで粘り強く戦線を維持することができるためアサシンやバーサーカー相手だったり、宝具が直撃することでもなければ低レアながら最初から最後まで立ち続けることもしばしばあるほど。
間違いなく最優の星2サーヴァントの1人、育てれば育てるほど答えてくれる強力なサーヴァントなのだが、実は「鳳凰の羽根」をかなり要求してくるのが序盤だとキツかったりする。「鳳凰の羽根」は1部フリクエだと効率のいいクエストが無いため、たとえ渋くとも三騎士(剣弓槍)修練場を打つべし打つべし。
☆2 ティーチ
育成優先度 ☆☆
初期実装組の星2ライダー。
複数のバフスキル、そして強化クエストで獲得する「紳士的な愛」で女性サーヴァントを最大4000回復できるのが売り。
自己バフ+永続ガッツスキルの「海賊の誉れ」がなかなかに優秀で、他からバスター強化を持ってくることで低レアらしからぬ火力を出すことができる。とはいえ星2サーヴァントは星2サーヴァント、アタッカーを務めるには流石に力不足なので、2人目以降のライダーとして育てるようにしよう。
また育てることがなくとも霊基再臨を1回行い、メインストーリー3章をクリアすることで解放される幕間「男の戦い」で「禁断の頁」を10個手に入れることができるので、ティーチを育てるつもりがなくとも取り敢えず1人は確保しておこう。
キャスター編
☆1 アマデウス
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星1キャスター。
全体アーツ強化の「音楽神の加護(偽)」、そして強化クエスト後に獲得できるスター大量獲得スキル「小さな夜の曲」の2つのスキルだけで高難易度戦にも呼び出されることがある、いわゆる脱法キャスターの1人。
「小さな夜の曲」で獲得できるクリティカルスターの量はレベル1時点で20個、レベル6で35個。レベル10にすることでなんと星50個、つまりそのターンはどのカードを選んでも確定でクリティカルさせることができる飽和状態を作り出すことが可能というブッ飛びっぷり。
アマデウスの活用法は宝具火力補助、クリティカル補助、あるいは上記2つのスキルを併用してアーツクリティカルによる大量NP回収など多岐に渡る。アタッカーとしての活躍には期待できないサーヴァントに「鳳凰の羽根」や「蛮神の心臓」など入手しづらい素材をそこそこの数使うのは、特にリソースが足りないうちだと躊躇しがちだが、間違いなく育成コスト以上の活躍をしてくれると断言できるサーヴァントだ。
☆2 アンデルセン
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星2キャスター。
黎明期のfgoに於いて最も優れたパーティとして名を馳せた通称「ジャンデルセンシステム」の中核を担ったサーヴァント。
クリティカル支援、回復に加えて確率とはいえ攻防バフも付与することのできる万能サポーター。その優秀ぶりは同じくヒーラー兼クリティカルバッファーとして高い評価を受ける星5キャスター・マーリンになぞらえて「ジェネリックマーリン」などと呼ばれるほど。「高速執筆」により50%以上のNPを獲得することができるため、積極的に攻撃に参加しなくとも宝具を使うことができるのもポイントだ。
立っているだけで仕事のできる貴重なサーヴァントなので、育成優先度はかなり高め。強化クエスト後には「無辜の怪物」が「人魚姫の愛」へと変化し、横に振れるNP獲得まで使えるようになるのだから育てない理由は無いだろう。
☆2 シェイクスピア
育成優先度 ☆☆
初期実装組の星2キャスター。
アマデウスと対をなすようなバッファー。こちらは「エンチャント」でバスターを強化し、強化クエスト後に獲得する「国王一座」で任意対象に一律NP20%、そしてスキルレベルに応じたスター発生率を付与することが可能。
「国王一座」はスキルレベル1時点で20%のNPを付与することができるのが売り。スター発生率アップに関しては流石に星50個を出すのは難しいが、「エンチャント」で強化した多段ヒットするバスター宝具で一掃、その後大量に獲得したクリティカルスターを使ってクリティカルで追撃をかけるといった動きができるようになる。スキルレベルをかなり上げる必要性はあるが、「国王一座」1つをスキル上げするだけで様々なサーヴァントの違った顔を見ることができるようになる、という意味ではなかなか侮れない効果ではある。とはいえスキルレベルを上げることが前提になるため序盤の育成優先度はそこそこ、一応攻撃宝具持ちではあるがアタッカーとしての活躍はあまり期待できないだろう。
☆2 陳宮
育成優先度 ☆☆☆
4周年追加組の星2キャスター。
追加組の中で最強のサーヴァントを決めるのであれば満場一致で陳宮が選ばれることだろう。2019年に実装されたサーヴァントの中においてさえ、アタッカーとしてもサポーターとしても間違いなくトップクラスのサーヴァント、それが陳宮だ。
礼装6枚積みでの脳死高速周回や高難易度運用、果てはレベル55・レベル1運用といった曲芸のような挙動さえ可能とする強力無比なサーヴァントではあるのだが、使い方があまりにも多岐に渡るため今回は割愛。
初心者マスターに覚えておいて欲しいのはしばらくメインアタッカーになるであろうバーサーカークラスのサーヴァントとのマッチングの良さについてである。横に振れるターゲット集中状態付与スキル「スケープゴート」と防御バフ+全体NP付与スキル「軍師の忠言」でバーサーカーを庇いつつ、勝負所では「軍師の本懐」で宝具やクリティカルを強烈に支援することができる。あるいは役割を終えたサーヴァントを「スケープゴート」や宝具「」で退場させ、新たなサーヴァントを後ろから引っ張ってくる擬似オーダーチェンジのような動きも陳宮であれば可能だ。
全スキルが解放される第3再臨までに必要な素材がそこまでキツくなく、上記の動きにスキル上げをする必要性が高く無いのも嬉しいポイント(もちろん上げれば上げるほど強くなる)。1人いるだけで採れる戦術の幅が大きく広がるサーヴァントの1人なので、取り敢えず育成個体とレベル1個体を1人ずつは確保するようにしたい。
アサシン編
☆1 小次郎
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星1アサシン。
元祖ドラゴンスレイヤー、またの名をオルレアンの英雄。宝具「燕返し」と第2スキル「透化」により短いスパンでタイミングを選びながらの星出しが可なクリティカルアタッカー気質のアサシン。スキルレベルも6までは「虚影の塵」しか要求してこないため育成コストも非常に安い。
黎明期のfgoでは最初から回避スキルを持ち、最も手に入りやすいアサシンとしてワイバーンだらけのオルレアンを駆け抜ける多くのマスターに頼りにされたサーヴァントだが、流石に昔と今だと状況が変わるため育成優先度はそこまで高くはない。とはいえ当然小次郎が弱くなったわけではなく、今では強力なクイックバッファーであるスカサハ=スカディもいるため自前のアサシンアタッカーとして育てる選択肢としては大いにあり。
☆1 マタハリ
育成優先度 ☆☆
初期実装組の星1アサシン。
正直言ってアサシンとしては貧弱もいいところだが、第2スキル「フェロモン」による全体防御デバフ(一応確率男性魅了も)と強化クエストで獲得する第3スキル「ダブルクロス」による単体確定スキル封印+防御デバフがとにかく便利。序盤の育成優先度はかなり低いが、第1部ラスボス戦や1.5部以降のブレイク戦において確定で通るスキル封印効果が重宝されるため、余裕が出てきたら育てておこう。再臨、スキル上げともに「鳳凰の羽根」を使うのは問題だが、それだけの価値がマタハリにはある。
☆1 コルデー
育成優先度 ☆☆
4周年追加組の星1アサシン。
小次郎と呪腕からそれぞれ長所を拝借しつつアーツ型に転向したようなサーヴァント。宝具「故国に愛を、溺れるような夢を」と自身のスキル込みで回避解除・防御無視・無敵貫通効果で絶対殺すウーマンになれるのが最大の特徴か。第3スキル「でたらめプランニング」のランダム効果で宝具バフを引ければ宝具レベル1の星4サーヴァントにも匹敵する火力を叩き出すことのできる、良くも悪くも宝具での一撃に特化したアサシン。ただやはり問題は「宵哭きの鉄釘」、「九十九鏡」、「呪獣胆石」と多くの追加素材を要求してくる点か。コルデーのカード性能はそこまで高くなく、持ち味である火力の高さもスキルに依存している部分が大きいため、イベント配布やログボで上記の素材が揃って手に入るような巡り合わせでもない限りは序盤の育成優先度はやや低め。ただ2020年9月現在だとサポートで現環境最強クラスのアーツバッファーである星5キャスター・アルトリアをサポート枠で借りることができるため、再臨素材さえ賄うことができればあるいはスキルレベル4時点でも自前のアサシンアタッカーとして活躍してくれる、かも?(要検証)
☆2 呪腕のハサン
育成優先度 ☆☆
初期実装組の星2アサシン。
アタッカー気質の小次郎とは対照的に、居座り性能と星出しに特化したサポートタイプのサーヴァント。
第3スキル「風避けの加護」による3枚回避がfgoの戦闘システムとマッチしており、運悪く集中被弾することでもない限り星2サーヴァントとは思えないほどの生存能力で前線に残り続けることができ、かつリキャストが短い第1スキル「投擲(短刀)」の細かい星出しでアタッカーのクリティカルを何度も補助することができるのが呪腕のハサンの最大のセールスポイントといえる。同じく味方のクリティカルを援護することに長けたサーヴァントに星2キャスターのアンデルセンがいるが、クリティカルサポーターとしての方向性はだいぶ違うとはいえアンデルセンを連れて行きづらいライダー戦でも呪腕であれば足を引っ張ることがないというのもポイント。ほとんどのアサシンと同じくスキル依存度が高いためスキル上げに育成リソースを回しづらい序盤はあまり活躍することができないが、スキル上げに必要な素材の多くが殺修練で手に入るものというのも嬉しいところ。
強化クエストを経ることで「投擲(短刀)」が「投擲/回収」へと変化。2ターンにわたってクリティカルスターを獲得できるようになり、クリティカル補助要員としての特色がより濃くなった。
※「投擲/回収」スキルレベル1時点でクリティカルスター5個、スキルレベル6時点で10個、スキルレベル10時点で15個
☆2 ファントム
育成優先度 ☆
初期実装組の星2アサシン。
デバフ+クリティカルサポートに特化したサーヴァントで、第3スキル「精神汚染」により自身の精神異常付与成功率を上げつつ第1スキル「魅了」で行動不能状態を付与して時間稼ぎできるのが特徴。……特徴なのだが、弁慶と同じくスキルレベルをかなりの段階まで上げないと成功確率は信頼できる数値にならないため、序盤に育てるアサシンとしてはあまりお勧めすることはできない。ただ宝具「地獄にこそ響け我が愛の唄」で付与できる50%~の弱体耐性ダウン効果はかなり強烈かつ唯一無二のもの。また強化クエストを経ることで「魅了」が「ガルニエからの叫び声」へと変化、強化解除効果が追加された。
※「ガルニエからの叫び声」スキルレベル1時点で魅了成功率60%、スキルレベル6時点で魅了成功率75%、スキルレベル10時点で魅了成功率90%
※「精神汚染」スキルレベル1時点で精神異常付与成功率5%アップ、スキルレベル6時点で精神異常付与成功率15%アップ、スキルレベル10時点で精神異常付与成功率20%アップ
☆2 サンソン
育成優先度 ☆
初期実装組の星2アサシン。
2種類の特攻スキル、そして星2以下だと貴重な弱体解除スキル持ちなのが売り。
しかし第3スキル「人体研究」の人間特攻はサーヴァントには適用されず、第1スキル「処刑人」の悪特攻を乗せた宝具火力もそこまで高いわけではないためカタログスペックから期待できるほどの強さは残念ながら感じられない。アタッカーとしての活躍を期待するのであれば大量の「凶骨」を注ぐにしても小次郎の方がベターだろう。第2スキル「医術」をスキルマにする前提があるのであれば間違い無く便利なアサシンではあるので、その場合はサンソンと付き合っていくのもアリだ。
バーサーカー編
☆1 スパルタクス
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星1バーサーカー。
自己バフとNPチャージを兼ね備える周回適正の高いサーヴァントで、スキルマまでに必要な素材も非常にリーズナブル。アーラシュと併せて無課金~微課金マスターにとっての強い味方になってくれることだろう。
宝具「疵獣の咆哮」と第1スキル「被虐の誉れ」による自己回復を持つため一見打たれ強く見えるが、実際は星1サーヴァント特有のステータスの低さに加えてバーサーカーのクラス特性である被ダメ1.5倍、防御バフや無敵などの防御系スキルも持っていないため耐久性は決して高くない。そのままだと2種回復持ちであるという利点を活かすことができないまま退場してしまうこと必至のため、スパルタクスを長く戦わせるのであればターゲット集中スキルや防御バフで支えることになるだろう。
※「不屈の意志」スキルレベル1時点でNP10%チャージ、スキルレベル6時点でNP20%チャージ、スキルレベル10時点でNP30%チャージ
☆1 アステリオス
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星1バーサーカー。
スパルタクスの項で触れたがバーサーカーで耐久戦に挑むのであればアステリオスに軍配が上がる形となるだろう。
第2スキル「天性の魔」は最大40%もの防御バフを自身に付与することができ、敵全体に攻防デバフを押し付ける宝具「万古不易の迷宮」と併せるだけでバーサーカーとは思えないほどの驚くべき耐久力を発揮する。防御バフの切れ目をゲオルギウスで庇い、アンデルセンの回復能力で戦線を維持しながら戦う無課金耐久パーティは全員が星1.2サーヴァントで構成されているとは思えないほどの粘り強さを見せてくれることでも有名だ。
また攻撃面でも第1スキル「怪力」+第3スキル「深淵のラブリュス」を併用することにより、相手を選ばないクリティカルアタッカーになることもできるのも見逃せない。上記の耐久運用とも相性の良い星2キャスター・陳宮の第2スキル「軍師の本懐」まで重ねることができれば瞬間的に星5サーヴァントにも迫るほどの超火力さえ実現できる……かもしれない。
☆2 エイリーク
育成優先度 ☆☆
初期実装組の星2バーサーカー。
第2スキル「支援呪術」で防御力ダウンを付与し、宝具「血塗れの載冠式」でぶん殴ろう。以上だ!
……いや、本当にそれくらいしか語ることがないシンプルなサーヴァントなのだ。強いていうのであればめちゃめちゃ宝具演出が早い。つまり周回適性が高い。とはいえ宝具火力自体はそこまで高くなく、スパルタクスのようにNPチャージを持っているわけでもない。できる仕事の割にそこそこの数の素材を持っていくため、育成優先度もそこまで高くはない。
☆2 カリギュラ
育成優先度 ☆☆☆
初期実装組の星2バーサーカー。
宝具「我が心を喰らえ、月の光」を使うかどうかで大きく運用が変わってくる特殊なバーサーカー。
弱体付与確率は70%~と若干心許ないが、通れば3tもの間スキル封印・宝具封印状態を付与できるのはかなり強烈だ。しかしその場合当然エネミーの行動は全て通常攻撃になるので、申し訳程度の防御スキルしか持たないカリギュラは恐らく1発で沈むことになる。
では宝具を使わない場合のカリギュラはどんなサーヴァントなのかというと、恐ろしく前のめりなバーサーカーと評するしかないほどの超攻撃特化型サーヴァントである。強化クエスト後に獲得できる第3スキル「在りし日の栄光」含む全スキルを使用した上でのバスターブレイブチェインの威力は凄まじいの一言。パーティの最後尾にお守りとして置いておくと、パーティが全滅した際に確定バスターブレイブチェインによる最後の勝ち筋として活躍してくれること間違いない。
チュートリアル召喚でヘラクレスを召喚しないのであれば、カリギュラの育成優先度はかなり高くなるだろう。
☆2 サロメ
育成優先度 ☆
4周年追加組の星2バーサーカー。
第3スキル「七つのヴェールの踊り子」で味方全体に最大100%のNPを配布することのできるバーサーカー。7ターンの間、毎ターン自身の防御強化状態を自ら解除してしまうデメリットまで背負った非常に脆いバーサーカーであるサロメを庇いながら闘う必要はあるが、その見返りとしてパーティメンバー全員が宝具を使えるのは魅力的だ。とはいえ非常に特殊な運用を要求されるバーサーカーで、かつスキル上げの後半に大量の「魔術髄液」を要求してくることからスパルタクスやアステリオスを差し置いで目を向けるほど育成優先度の高いバーサーカーではない。
※「七つのヴェールの踊り子」スキルレベル1時点でNP50%チャージ、スキルレベル6時点で75%チャージ、スキルレベル10時点でNP100%チャージ